FC:2個のファイルまたはファイルの集合の内容を比較し、それらの違いを表示
使用方法
FC [/A] [/C] [/L] [/LBn] [/N] [/OFF[LINE]] [/T] [/U] [/W] [/nnnn] [ドライブ1:][パス1]ファイル名1 [ドライブ2:][パス2]ファイル名2
FC /B [ドライブ1:][パス1]ファイル名1 [ドライブ2:][パス2]ファイル名2
FC [オプション] ファイル名1 ファイル名2オプション
ファイル名1 比較対象となるファイル名をパスで指定 ファイル名2 比較基準となるファイル名をパスで指定 /A 相違箇所ごとに前後3桁の結果表示 /B バイナリーデータとして比較し、結果はコードで表示 /C 英字の大文字と小文字を同じものとして扱う /L ASCIIテキストとして比較し、結果はテキストで表示 /LBn 連続する最大不一致行を指定行数に設定 /N ASCIIテキストとして比較し、結果に行番号を付けて表示 /OFF[LINE] オフライン属性のファイルを無視せず、比較対象にする /T タブをスペースに変換せず、タブコードのまま比較 /U Unicodeテキストとして比較し、結果もUnicodeで表示 /W 連続した空白(タブとスペース)は1つのスペースと見なし比較 /不一致行数 不一致行を第一行として一致すべき連続行数を指定 実行例
FIND:ファイルの中からテキスト文字列を検索
使用方法
FIND [/V] [/C] [/N] [/I] [/OFF[LINE]] "文字列" [[ドライブ:][パス]ファイル名[...]]
FIND [オプション] "文字列" ファイル名オプション
"文字列" ファイル内を検索する文字列 ファイル名2 指定文字列を検索するファイル名を指定 /V 指定した文字列を含まない行を全て表示 /C 指定した文字列を含む行だけを表示 /N 行表示の際に行番号を表示 /I 大文字と小文字の区別をせずに検索 /OFF[LINE] オフライン属性のファイルを無視せず、検索対象にする 実行例
FINDSTR:ファイルの中から文字列を検索
使用方法
FINDSTR [/B] [/E] [/L] [/R] [/S] [/I] [/X] [/V] [/N] [/M] [/O] [/P] [/F:ファイル] [/C:文字列] [/G:ファイル] [/D:ディレクトリ一覧] [/A:色属性] [/OFF[LINE]] 文字列 [[ドライブ:][パス]ファイル名[ ...]]
FINDSTR [オプション] 文字列 ファイル名オプション
文字列 ファイル内を検索する文字列、または正規表現の文字列を指定 ファイル名 指定文字列を検索するファイル名をパスで指定 /B 各行の先頭が検索文字列と一致する行を検索 /E 各行の末尾が検索文字列と一致する行を検索 /L 検索文字列をリテラル検索文字列として検索 /R 検索文字列を正規表現検索文字列として検索 /S 指定したディレクトリ以下の全サブディレクトリから検索文字列とっ値するファイルを検索 /I 英字の大文字と小文字を区別せず、同じ文字として扱う /X 検索文字列と完全一致する行のみを検索 /V 検索文字列と完全一致する行以外を検索 /M 検索文字列と一致するファイルのファイル名のみ表示 /N 検索結果の左端に行番号を表示 /O 検索結果の左端に先頭からの総桁数を表示 /P 特殊コードなどの印刷不可能な文字を含むファイルを検索対象から除外 /OFF[LINE] オフライン機能で一時的に作成されたオフラインファイルを無視しない /C:文字列 指定された文字列をリテラル検索文字列として検索 /F:ファイル 指定したファイルからファイル一覧を読取り、検索の対象とする /G:ファイル 指定したファイルから検索文字列を読取り、検索文字列として使用 /D:ディレクトリ セミコロン(;)で区切った複数のディレクトリを検索対象とする /A:色属性 背景色1桁+文字色1桁を16進数で指定 利用できる正規表現
. 任意の1文字を表す * アスタリスクの左に掛かれた文字の繰り返しを表す ^ 行頭を表す $ 行末を表す [文字列] 文字列で指定した文字の内、1文字でも含まれていればその行を結果として返す [^文字列] 指定した文字列のどの文字も含まない行を検索結果として返す [1文字-1文字] 文字の範囲を表す \文字 "\"や"*"など特殊文字をそのままの文字として検索 \<文字列 先頭を文字列を比較 文字列>\ 末尾を文字列を比較 実行例
FIXBOOT:システムパーティションに新しいブートセクタを書き込む
使用方法
FIXBOOT [ドライブ文字]オプション
ドライブ文字 ブートセクタを書き込みドライブを指定 実行例
FIXMBR:ハードディスクに新しいブートセクタを書き込む
使用方法
FIXMBR [デバイス名]オプション
デバイス名 マスタブートレコードを書き込むデバイスを指定 実行例
FOR:繰り返し処理を行う
使用方法
FOR [オプション] %%変数 IN (対象) DO 処理オプション
%%変数 (対象)で指定された値セットの中でその回に処理するデータが変数にセットされる 変数名はA〜Zの英1字 (対象) 処理対象になる値のセット 処理 繰り返しで行うコマンド /D 対象にワイルドカードあg指定された場合、ディレクトリだけを対象にする /R パス 指定パス以下の全サブディレクトリを対象にする /L 「開始、増分、終了」形式の繰り返しを有効にする /F 解析文字列 対象のテキストファイルの各行から解析文字列に従ってトークンを取出し、処理を行う 解析文字列
EOL=行末文字 行末文字を指定 SKIP=行数 ファイルの先頭からスキップする行数を指定 TOKENS=番号1,番号2,… 区切り文字で区切られた文字列の指定番目取出す USEBACKQ (対象)での文字列の解釈方法を変更 実行例
FORMAT:Windowsで使用するためのディスクをフォーマットする
使用方法
FORMAT ボリューム [/FS:ファイルシステム] [/V:ラベル] [/Q] [/A:サイズ] [/F:サイズ|/T:トラック数 /N:セクタ数] [/C][/X] [/1] [/4] [/8]オプション
ボリューム フォーマット対象となるドライブ名 /FS:ファイルシステム 使用するファイルシステムの種類(FAT/FAT32/NTFS)を指定 /V:ラベル ディスクに設定するボリュームラベルを指定 /Q クイックフォーマットの実施 /C フォーマット対象ディスクに、圧縮機能を設定(NTFSのみ) /X フォーマット前にボリュームを強制アンマウントする(NTFSのみ) /A:サイズ アロケーションユニットサイズ(クラス他サイズ)を指定 ★サイズ一覧は後述★ /F:サイズ フォーマッと対象となるフロッピーディスクのサイズを指定 ★サイズ一覧は後述★ /T:トラック数 ディスクの片面辺りのトラック数を指定 /N:セクタ数 トラック辺りのセクタ数を指定 /1 フロッピーディスクの最初の面だけをフォーマット /4 5.25インチ360Kフロッピーディスクを高密度ドライブでフォーマット /8 トラック辺り8セクタでフォーマット /Aサイズ一覧
NTFS : 512 1024 2048 4096 8192 16K 32K 64K
FAT : 512 1024 2048 4096 8192 16K 32K 64K 128K 256K/Fサイズ一覧
2000 : 160 180 320 360 640 720 1.2 1.23 1.44 2.88 20.8
WinXP : 1.44実行例
FSUTIL:ファイルシステム関連のコマンドラインユーティリティーを利用
使用方法
FSUTIL サブコマンド [サブコマンドオプション]サブコマンド
BEHAVIOR
ファイル名の規則やタイムスタンプなどに関連する設定を表示、レジストリへの書込みを行う。書き込む際、オプション機能により"1:有効、0:無効"となる。書込みは再起動が必要
書式:fsutil behavior set [オプション]0または1
書式:fsutil behavior query [オプション]
オプション
disable8dot3 8.3形式のファイル名を無効にする allowextchar NTFSボリュームで拡張文字セットを8.3形式ファイル名で使えるよう設定 disablelastaccess NTFSボリュームでディレクトリ一覧を表示した時、最終アクセスタイムスタンプを更新するよう設定 quotanotify 秒 NTFSクォータ違反をログに出力する間隔を秒数で設定 mftzone 値 マスタファイルテーブルを必要に応じ拡張するための予約領域サイズを1〜4の値で設定 DIRTY
ボリュームに「不良ビット」がセットされているかを表示したり、「不良ビット」をセットしたりする。「不良ビット」がセットされると、起動時にCHKDSKが自動的に動く
書式:fsutil dirty set
書式:fsutil dirty query ドライブ名|ボリューム名
set 「不良ビット」をセット query 「不良ビット」のセット状態を表示 FILE
指定ファイルを検索したり、作成したり、一部を"文字コード0"で置換えたり、8.3形式ファイル名を設定したりする
書式:fsutil file createnew ファイル名 長さ指定したファイル名と長さで、"文字コード0"の内容のファイルを作成書式:fsutil findbysid ユーザ名 ドライブ文字やボリューム名指定したユーザに属するファイルを検索書式:fsutil file queryallocranges offset=値 length=範囲のバイト数 ファイル名ファイルに割り当てられた範囲を照会書式:fsutil file setshortname ファイル名 8.3形式ファイル名ファイル名に8.3形式ファイル名を設定書式:fsutil file setvaliddata ファイル名 データ長ファイルにデータ長を設定書式:fsutil file setzerodata offset=バイト数 length=バイト数 ファイル名指定ファイルの指定位置から指定長だけ"文字コード0"で置換えるFSINFO
ドライブ情報を一覧表示
書式:fsutil fsinfo drivers全ドライブを一覧表示書式:fsutil fsinfo drivetype ドライブ文字|ボリューム名指定ドライブの種類を表示書式:fsutil fsinfo ntfsinfo ドライブ文字|ボリューム名指定ドライブのNTFS固定情報を表示書式:fsutil fsinfo statistics ドライブ文字|ボリューム名指定ドライブのファイルシステム統計情報を表示書式:fsutil fsinfo volumeinfo ドライブ文字|ボリューム名指定ドライブのドライブ情報を表示HARDLINK
ハードリンクはショートカットのようなものを指し、指定したファイルを元にして、同一パスに別名でリンクファイルを作成
書式:fsutil hardlink create 新ファイル名 元ファイル名OBJECTID
ファイルなどのオブジェクト識別子を 参照/削除/設定 する機能だが、ファイルが破損する場合があるため通常利用しないQUOTA
ディスククォータを管理する機能
書式:fsutil quota disable ドライブ文字指定ボリュームのクォータを無効にする書式:fsutil quota enforce ドライブ文字指定ボリュームでクォータを強制使用する書式:fsutil quota modify ドライブ文字 警告サイズ 最大サイズ ユーザ名クォータの変更や新規作成を行う書式:fsutil quota query ドライブ文字指定ボリュームのクォータ設定を一覧表示書式:fsutil quota track ドライブ文字指定ボリュームのディスク使用状況を追跡する書式:fsutil quota violationsシステムログとアプリケーションログからクォータ関係のメッセージを表示REPARSEPOINT
再解析ポイントの情報の表示、削除を行う
書式:fsutil reparsepoint query ファイル名|ディレクトリ名再解析ポイントのデータを表示書式:fsutil reparsepoint delete ファイル名|ディレクトリ名再解析ポイントのデータを削除SPARSE
スパースファイルを扱う機能
書式:fsutil sparse queryflag ファイル名スパースファイルかどうか表示書式:fsutil sparse queryrange ファイル名ゼロでないデータを格納する範囲を検索書式:fsutil sparse setflag ファイル名指定したファイルをスパースファイルにする書式:fsutil sparse setrange ファイル名 先頭位置 バイト数指定範囲をゼロ埋めUEN
更新シーケンス(USN)の変更ジャーナルを管理
書式:fsutil usn createjournal 最大サイズ メモリサイズ ドライブ文字|ボリューム名USN更新ジャーナルを新規作成書式:fsutil usn deletejournal /d|/n ドライブ文字|ボリューム名USN更新ジャーナルを/Dで削除、または/Nで無効にする書式:fsutil usn enumdatal ファイル内の位置 USN値の下限 USN値の上限 ドライブ文字|ボリューム名指定した2つの境界の間の変更ジャーナルのエントリを一覧表示書式:fsutil usn queryjournal ドライブ名|ボリューム名ボリュームのUSNデータを照会して表示書式:fsutil usn readdata ドライブ名|ボリューム名指定ファイルのUSNデータを読み取るVOLUME
ボリュームマウントの解除や空き容量の照会を行う
書式:fsutil volume diskfree ドライブ文字ドライブの空き容量を表示書式:fsutil volume diskmount ドライブ文字|ボリューム名ボリュームのマウントを解除実行例
FTP:コマンドプロンプトからFTPサーバを利用
使用方法
FTP [オプション] [接続先]オプション
接続先 接続するFTPサーバのコンピュータ名か、IPアドレスを指定 -v FTPサーバの応答を表示しない -d FTPクライアントとFTPサーバ間で渡された全コマンドを表示 -i 複数ファイルの転送時に確認プロンプトを表示 -n 自動ログオン機能を無効にする -g ファイル名や、パス名に「*」や、「?」のワイルドカードが利用できないようにする -s:ファイル名 テキストファイルに一連のFTPコマンドを記述し、一度にバッチ処理する -a FTPデータ接続で、任意のローカルインターフェースを使用する -w:サイズ FTPデータ接続でバッファサイズ(byte数)を指定 -A FTPサーバに匿名ユーザとしてログオン FTPで利用するコマンドはこちら
FTPコマンド実行例
FTYPE:ファイル拡張子の関連付けで使われるファイルタイプを表示または変更
使用方法
FTYPE [ファイルタイプ[=[オープンコマンド文字列]]]オプション
ファイルタイプ ASSOCコマンドで設定、または表示される拡張子後とのタイプ名を指定 オープンコマンド文字列 起動するプログラム名やパス、引数指定などの文字列を指定 実行例
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